この記事の結論 妻のせどりの数字を管理する中でわかったのは、「数字が見えると行動が変わる」ということでした。利益が1件ごとに見えると仕入れの基準が変わり、在庫金額が見えると仕入れすぎにブレーキがかかる。管理は面倒な義務ではなく、せどりを上達させる道具でした。この記事はその実録です
このブログで紹介している売上管理Excelは、もともと売るために作ったものではありません。妻のせどりを管理するために、必要に迫られて作ったものです。
今日はツールの機能の話ではなく、実際に運用して何が起きたかの記録を書きます。
始まりは、市販テンプレでの挫折
妻がせどりを始めた当初、管理は市販の無料テンプレと家計簿アプリでやろうとしていました。
すぐに限界が来ました。取引の件数が増えるにつれて、妻から出てくる言葉はこうでした。
「これ、入力が多すぎる」 「利益がどこを見ればわかるの?」 「確定申告のとき、何を出せばいいの?」
汎用のテンプレは、せどりのために作られていません。仕入れと売上が別々の表で、在庫は手で数え直し、手数料は毎回電卓。件数が少ないうちは回っても、増えた途端に破綻しました。
数字が見えて、最初に変わったのは「仕入れの基準」
自作のツールに切り替えて、1件ごとの利益が自動で見えるようになったとき、最初に変わったのは仕入れの判断でした。
それまでは「安く仕入れられたから買う」だったのが、「手数料と送料を引いて、いくら残るかで買う」に変わりました。売値が高くても送料が重くて残らない商品、逆に地味でも利益率のいい商品。数字が見えると、商品の見え方そのものが変わります。
在庫金額が見えて、ブレーキがかかった
もうひとつ大きかったのが、在庫の「金額」の見える化です。
在庫の個数は数えればわかります。でも「在庫にいくらお金が眠っているか」は、記録がないと見えません。在庫金額の合計が常に表示されるようになって、「今月は在庫が膨らんでいるから、仕入れを抑えて売り切ろう」という判断ができるようになりました。
仕入れは楽しいので、ブレーキは意識しないと踏めません。数字は、感情に流されないためのブレーキでした。
失敗も、ありました
きれいな話ばかりではありません。
登録を数日さぼって、まとめて入力する羽目になったこともあります。月末の残高合わせでズレが見つかって、原因探しをしたことも。
わかったのは、仕組みがあっても、続ける習慣はゼロにはならないということです。ただ、1件数十秒の登録なら、さぼっても取り返せる。手計算の管理だったら、一度さぼった時点で崩壊していたと思います。
「使いやすい」と言われるまで、作り直した
ツール自体も、最初から今の形だったわけではありません。
妻が迷ったところ、入力が面倒だと言ったところを、その都度直しました。入力をフォームに寄せたのも、支払方法をプルダウンにしたのも、現場からの要望です。「妻が迷わず使えるか」が、機能を足すか削るかの基準でした。
開発者が便利だと思う機能と、使う人が本当に必要な機能は違う。これは作ってみて一番痛感したことです。
まとめ:管理は目的ではなく、道具
運用して思うのは、数字の管理は「やらなきゃいけない面倒なこと」ではなく、せどりを上達させる道具だということです。
- 利益が見えると、仕入れの基準が変わる
- 在庫金額が見えると、資金の使い方が変わる
- 月次で締めると、調子の変化に早く気づける
数字は行動を変えます。管理の仕組みを作ることは、遠回りに見えて、一番の近道でした。
このツールについて
この実録で使っているのが、せどり・物販に特化した売上管理Excelです。妻のせどりの現場から生まれ、現場の声で作り直し続けたツールを、そのまま販売しています。
▼BOOTHで販売中(7月31日までリリース記念価格 ¥4,980)

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