この記事の結論 メルカリの利益は「売値 −(販売手数料+送料+仕入れ原価)」で計算します。販売手数料は売値の10%(執筆時点)。たとえば700円で売れても、手数料70円・送料180円・原価200円を引くと、手元に残る利益は250円です。売値だけ見て「黒字」と思っていると、実は利益の薄い商品に気づけません
クイズです。メルカリで700円で商品が売れました。手元に残る利益はいくらでしょうか。
「700円でしょ」と思った方、この記事はあなたのために書きました。答えは、計算しないとわからないです。そして多くの場合、思っているよりずっと少ない。
売値から引かれるもの、全部言えますか
メルカリで売れたとき、売値からは次のものが引かれていきます。
① 販売手数料 メルカリの販売手数料は売値の10%です(執筆時点。変更される場合があるため公式でご確認ください)。700円で売れたら70円。売れた瞬間に、まず1割が消えます。
② 送料 「送料込み(出品者負担)」で出品しているなら、送料もあなたの負担です。ゆうパケットポストやネコポスなどで、小さな商品でも200円前後かかります。
③ 仕入れ原価 せどりなら当然、その商品を仕入れた代金があります。
実例:700円で売れた商品の「本当の利益」
具体的に計算してみます。
- 売値:700円
- 販売手数料(10%):−70円
- 送料:−180円
- 仕入れ原価(100円×2個):−200円
手元に残る利益:250円
売値の700円に対して、実際の利益は250円。利益率は約36%です。売値だけ見ていたら、この実態は見えません。
「なんとなく黒字」が危ない理由
この計算を1件ずつやらずに「売れてるから黒字でしょ」と走っていると、こんなことが起きます。
- 手数料と送料を引いたら、ほぼ利益ゼロの商品を仕入れ続けてしまう
- 送料が重い大型商品で、売るたびに損している
- 値下げ交渉に応じた結果、赤字で売っていた
怖いのは、これらが売上の数字だけ見ていると気づけないことです。売上は増えているのに、お金が増えていない。その正体は、1件ごとの利益計算の欠如にあります。
サイトが増えると、計算はもっと複雑になる
さらに、せどりが軌道に乗って複数のサイトで売り始めると、計算は一気に複雑になります。
販売手数料はサイトごとに違います。送料の体系も違う。ポイント還元や売上金の扱いも違う。これを商品ごと・サイトごとに手計算するのは、取引件数が増えるほど現実的でなくなります。
だからこそ、利益計算は「その都度、自動で」が理想です。
計算を自動化する、という選択
私は妻のせどりを管理する中で、この計算を自動化する仕組みをExcelで作りました。
売上を登録するとき、販売サイトを選ぶだけで手数料率が自動で適用され、送料と仕入れ原価を引いた粗利がその場で表示される。売る前に「この商品、いくら残るか」がわかる状態です。
仕組みは何でも構いません。大事なのは、1件ごとの本当の利益が、手間なく見えること。それだけで、仕入れの判断も値下げの判断も変わります。
まとめ
- メルカリの利益=売値 −(手数料10%+送料+原価)
- 700円で売れても、残るのは250円ということが普通にある
- 売上だけ見る「なんとなく黒字」は、薄利や赤字に気づけない
- 複数サイト運用なら、利益計算の自動化を検討する価値がある
今日売れたあの商品、本当はいくら残りましたか。一度、電卓を叩いてみてください。その数字が、あなたのせどりの現在地です。
このツールについて
このExcelは、せどり・物販に特化した売上管理ツールです。
販売サイトを選ぶだけで手数料が自動計算され、送料・原価を引いた本当の利益が売れた瞬間にわかります。
妻のせどりを実際に管理しながら、現場で本当に必要な機能だけを作り込みました。
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